◆海だけじゃなくて、山も良い
どうも。
ウエハラです。
鹿児島県・奄美大島に帰省中だ。
奄美大島というと、海ばかりがフィーチャーされがちだが、実は山もたくさんある。
照葉樹やシダ植物が茂る深い森は、日本本土の森とは明らかに一線を画す。
いわゆる“原生林”というやつで、ほとんど手つかずの森だ。
というのも、昔々からハブがこの森を守ってきたからだそうな。
そりゃ、ハブに噛まれたりでもしたら大変なことになるわけで、奄美には登山文化というものがあまりない。
まぁ、ハブは夜行性なので、日中に出くわすことはほとんどないのだけれど。
それでも、最低限の注意はしておいた方が良い。
◆金作原トレイル&ロード30km Jog
奄美には登山文化があまりないと言ったが、スーパー林道という形のトレイルがありはする。
これが結構良くて、車も人もほとんど通らないし、このスーパー林道を3時間も4時間も走っている時は、まさに至福のひととき。
2017年に国立公園として認定された「金作原原生林」。
今日は、この金作原トレイルも含めて、30kmJog。
前半18kmくらいは林道トレイル。
後半12kmくらいはロード。
走行時間:2時間50分くらい

ハイライト動画はこちら。
(45秒くらいなのでチャチャっとどうぞー)
↓
また、毎年2月には、
が開催される。
主にこのスーパー林道を走るトレイルランニング大会だ。
50Kの部と20Kの部があるが、僕は2015年と2017年に50Kの部を走った。

画像出典:OSJ奄美ジャングルトレイル2017公式HP / レポートより
2015年は5位入賞。
2017年は3位入賞。
2019年からは『トレイルランニング世界選手権』の日本代表選考レースの一つになったので、これから全国から強者がわんさかやって来そうな気配だ。
もう僕の力じゃ入賞できなくなる。

画像出典:OSJ奄美ジャングルトレイル2017公式HP / レポートより
この大会の魅力的なところは、後夜祭が異常に盛り上がるところだ。
シマンチュが完全に地元の飲み会のノリで盛り上げてくれる。
もはや、ただの宴会である。
(ほめ言葉)
最後は、六調(シマ踊り)で、シマンチュもナイチャーも踊る踊る。
◆奄美大島の概要

ゴジラの餌だという噂。本当かいな。
この際、地元のことをちょっと調べてみた。
250万年から170万年前頃に奄美大島から沖縄本島までがひとつの島として大陸から切り離され、その後、海に沈むこと無く残った島。(奄美大島と加計呂麻島・請島・与路島)
引用元: 『あまみ便り』観光ネットワーク奄美
そうそう。
だから珍獣がたくさんいるんだよね。
大陸から切り離されて、天敵の少ない環境で育った動物たちは太古からその姿を変えていないんだとか。
奄美は亜熱帯海洋性の気候で、四季を通じて温暖多湿、年平均気温は20℃を超えます。
降水量が多く、奄美市名瀬の年間降水量の3,000mm前後になります。
そのため、湿度も高く年間平均して70%前後、低くても30%を下回ることも少ないです。
以下に奄美の四季の特徴を挙げますが、奄美では一番寒いときでも雪は降りません(500mを越える高い山の一部では雪が確認される年もあります)、雪が降らないだけでなく霜もおりませんので、日本本土の感覚でいけば冬が無いといってもいいかもしれません。
うん。
確かに。
雨がよく降るね。
すぐ止むけど。
天気がコロコロ変わるから、シマの人は傘をささない人が多い。
学生時代はなんか、傘をさしてるとダサいみたいな空気があったような、なかったような。。。
また、日照時間が短くて、とくに冬は曇りばっかり。
今回の帰省中も結局一回も晴れなかったな。
曇りか雨。
でも、何より真冬でも10℃を切らない暖かさは本当に素晴らしい。
中学・高校時代は、なんでこの環境で「寒い、寒い」と言ってたんだろう、と不思議な気分になる。

なんか、取り留めもない文章になってしまったけど、まあいっか。
強引に結論付けると、改めてすごく独特な島だなぁと思う。
奄美大島。
僕はあまり地元愛が強い方ではないのだが、フラットな目線で見ても不思議で面白い島だなぁと思う。
奄美大島。
さーて、そろそろ日本本土に戻ろうかね。
*参考記事:奄美大島探検マップ / 金作原原生林
*参考記事:life Info / 日本の原生林と原生林的な自然林の一覧。森林の種類と基礎知識も。
*参考記事: Wikipedia / 奄美大島
*参考記事: 『あまみ便り』観光ネットワーク奄美