◆2018年度シーズン総評[マラソン・陸上]

先日2/17は『熊本城マラソン2019』を走り、2時間37分40秒。
これにて、2018年度シーズン終了。

ざっと2018年シーズンを一言で総評すると、本当に練習を継続できなかった1年であった。
◆シーズン前半(春~夏)
シーズン前半(4月~9月)は、週1回(水曜)のスピード練習と週1回(土曜)のクロカンロング走(30km走)が基本。
毎週土曜日のクロカン30km走は結構基礎スタミナアップに繋がったと思う。
春から夏にかけて20回以上クロカン30km走を行った。

また、5月には『Aso Round Trail』(通称:ART)のロングの部(109km)に出場。
しかし、山力が無さ過ぎて、74km地点くらいの高森峠で、人生初のDNF(途中棄権)。

しかし、ARTやポイント練習日以外はほとんど走っておらず、2~3日全く走らない日が続くなんていうことが頻繁にあった。
繋ぎの基本Jogが出来ていないので、せっかくポイント練習で鍛えた身体の各機能が、次のポイント練習の時には再び衰えているということが多々あった。
実にもったいない。
やっぱり日々の積み重ねに敵うものはない。
逆に言えば、基本のJogを増やしていくとすぐに調子は上がった。
2019年は9月に熊本県民体育祭が阿蘇で開催されたのだが、そこに合わせて普段の走行距離を徐々に増やしていった。
すると、走行距離の増加に比例するように身体が動くようになってきた。
やはり、僕は練習量を積み上げていくことで調子が上がっていくタイプだという気がする。

県民体育祭の5000mの結果は16分05秒で2位入賞。
ちなみに、2位という順位は棚ボタである。
他の選手が本調子ではなかったようだ。
とはいえ、この時は体重52kgくらいで、身体は割と絞れていた。
(2019年2月現在、56kg。全然絞れていない・・・)
*月間走行距離
4月 … 222km
5月 … 360km
6月 … 292km
7月 … 361km
8月 … 407km
9月 … 496km
◆シーズン後半(秋~冬)
涼しくなってきた10月。
『壱岐ウルトラマラソン100km』を走った。
タイムは9時間47分51秒(グロス)。
この時くらいまではそれなりに距離を踏めていた。

しかし、11月からは生活面の変化などいろいろあり、走ることから距離を置くことになった。
11月の走行距離は何と驚愕の76kmくらい。
こんなに走らなかったのは僕のランニング人生で初めてかもしれない。
練習の継続が途切れ、ほぼ空白の期間となってしまった。
その状態のまま、12月はじめに青島太平洋マラソンを走ったものの、到底自分の走りが出来る状態ではなかったので、仲間のアシストに徹した。
その結果、仲間たちが見事に目標であるサブ3達成。
これはこれでとても嬉しい出来事だった。
http://running-journey.com/2018/12/10/%E9%9D%92%E5%B3%B6%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B32018/
年が明けてから、練習を再開。
しかし、練習不足は走力低下と言う形で如実に現れ、身体はボロボロの貧弱状態。

「このままでは終われない」
という気持ちが沸々と沸き上がり、ここから急ピッチで仕上げる。
郡市対抗熊日駅伝に向けて、ポイントのみ抑える練習を重ねた。
落ちるところまで落ちた状態からのリスタートだったので、ポイント練習を走る度に調子は上がっていき、郡市対抗駅伝本番の時には何とかある程度のラインまで仕上げることが出来た。
間に合わせの付け焼き刃トレーニングではあったが、短い期間でそれなりの調整が出来たのは良かった。
イレギュラーな調整方法を試してみたことで、いろいろな発見があった。
多少の疲労が溜まるリスクを負ってでもギリギリまで練習量を増やすことが結果的にプラスに作用した。

そして、先週走った『熊本城マラソン』。
『青島太平洋マラソン』はアシストに徹したので、実質この『熊本城マラソン』が2018年シーズン唯一の勝負フルマラソンレース。
しかし、マラソン練習らしい練習はしておらず、30km以上の距離走は10月以来走っていない。
30km以上の距離を踏んだのは、1週間半前に59kmLSDでドカンと走ったのみである。
その中でどれだけ走れるか見当がつかなかったが、35kmくらいまでは順調に走れた。
しかし、流石にフルマラソンの終盤は、間に合わせのトレーニングでは歯が立たず、ラスト5kmでパッタリと逝ってしまった。
また、内臓が痛くなり走れなくなったのも初めての経験。
体幹を鍛えていなかったことが原因の一つだ。
間に合わせの練習で、多少の走力は戻るかもしれないが、体幹や基礎スタミナやタフさといった要素は長期的にトレーニングしないと鍛えられない。
ごまかしが効かない分野である。

10月 … 493km
11月 … 76km
12月 … 263km
1月 … 417km
◆練習が継続できなかった1年間
繰り返しになるが、2018年シーズンは練習が継続できなかった1年間だった。
来シーズンはしっかり長期的な目線でトレーニングを積んで、確実な力を身に付けたい。
具体的な目標とアプローチまでこの記事で書こうと思っていたが、すでに長くなり過ぎたので、それらは次回記事にて。