LAVERDAD - Running Journey
地球のどこかで走り回ってます。2015年、走って日本縦断しました。主に役に立たない記事を書いていきます。
ビジネス Business

【書評】『しょぼい起業で生きていく』

久しぶりの書評。

これからこの類の記事も増やしていこうと思う。

インプットばかりだと気持ち悪くなってくるので、アウトプットして吐き出した方が良い。

では、今回紹介するのはこちら↓

◆『しょぼい起業で生きていく』 / えらいてんちょう

 

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

  • 作者:えらいてんちょう
  • 出版社:イースト・プレス
  • 発売日: 2018年12月15日

1月初めに、『脱社畜サロン』の正田圭氏との間でちょっと炎上した“えらてん”氏の著書だ。

ちなみに、僕としては今回の炎上の件については極力触れないようにしたいと思う。

というのも、僕は別に『脱社畜サロン』側の味方でもなければ、えらてん氏の味方でもないからだ。

もちろん彼らの考え方、行動、実績からはとても学ぶことが多く、僕は両方に対して尊敬の念を抱いている

しかし、僕は当事者同士のこともよく知っているわけではないし、今回の炎上沙汰も事細かく把握しているわけではないので、僕が口を出す問題ではないと思っている。

だから、あくまで今回の炎上の件とは切り離して、もっぱら本の内容に関する感想を書き記していきたい。

ただ、確かに今回の炎上がきっかけでこの本を買ってしまったのは事実なんだけど。。。

◆“コストをかけない起業”

まず、『しょぼい起業』とはなんぞやっていうところで端的に言うと

“コストをかけない起業”

だと言い換えてほぼ差し支えない。
(正確にイコールではないが。)

この“コストをかけない起業”つまり『しょぼい起業』はまさに僕の今の状況のことを表しているようで、ちょっとビクッとした。

僕は今まさに

「いかにコストをかけずに経営できるか」

を考えて活動しているからだ。

えらてん氏の考え方や実例が、今の僕の状況に当てはまり過ぎて驚いた

◆生活の資本化

『生活の資本化』

これがもう本当に一番のパワーワードだった。

『しょぼい起業』をしたての僕が、ここ1ヶ月程悶々と考えていたことが見事に言語化された言葉である。

『生活の資本化』とはつまり、

「いつもやっている行為をお金に換える」

ということである。

もっと具体的に言えば、

・家に住む

・ごはんを食べる

・服を着る

・仕事をする

・車に乗る

・本を読む

・勉強する

などなど。

衣食住をはじめとして、あなたが普段から行っている行為、つまり“生活”の一部を商品化するという発想である。

元々発生している行為なのだから、新しく作り上げる手間が少ない。

これはめちゃくちゃ強い。

手間はかからないけど、そことお客さんのニーズが合いさえすれば十分商品になる。

1月からプレオープンさせているコワーキング&イベントスペース『COCO Like ~ココライク~』の店舗はゲストハウス“阿蘇び心”内にある。

敷地内のトレーラーハウスをコワーキングスペース&イベントスペースとして使わせてもらっている。

もちろん『COCO Like』に来てくれるお客さんに提供するスペースなわけだが、ここはもう一つ大きな使い道がある。

それが、

「自分の仕事スペースや読書スペースとしても使える」

ということになる。

開業したての頃はお店に1日中お客さんが来ないなんてことはよくある話だ。

しかし、僕の場合、お客さんが来ない暇な時間には、ブログを書いたりリモートワークをこなしたりして別の生産活動ができる。

いわゆる“複業”というやつだ。

これがまさに『生活の資本化』である。

仕事(ブログを書くetc)をするという“日常的な行為”を行う場所。

これを社会に対してオープンにすることで、『COCO Like』“コワーキングスペース”となり得るのである。

 

【斬新な宣伝】

さてさて、今日も『COCO Like』は全く人が来ませんねぇ。

まあ、いいんです。
元々、自分の作業や読書も出来るスペースだから。笑

でも、一緒に作業する人がいたら僕もやる気でるので、ぜひフラッとお越しを~

もちろん、お客さんが来てくれる方が一番いいのだけれど、

最悪、お客さんが来なくても他の使い道(自分の仕事スペース)がある

そういう状況を作っておくこと、あるいは考え方が、「コストをかけない経営」をする上では重要だ。

安心感が違う。

◆シェアの時代

「コストをかけない」ということで言えば“シェアリングエコノミー”も似た概念だ。

ゲストハウス“阿蘇び心”は正月明けから2月末まで休業期間をとっている。

しかし、そのままでは、“阿蘇び心”の敷地やトレーラーハウスは眠った資産となってしまう。

これではもったいない。

そこで、その使われていない期間、僕が別の事業を行ったならばどうだろう。

それは、眠った資産の有効活用となる。

これが“シェアリングエコノミー”である。

僕もこれから「コストをかけない経営」『しょぼい起業』を続けていくには

“生活の資本化”“シェア”の概念は強く持っておきたいところだ。

◆“趣味”も資本化できる

そして、“生活の資本化”と同じ考え方で、僕は“趣味”も資本化できると思っている。

つまり、

“趣味”という日常の行為を「商品的価値があるもの」として捉える

というわけだ。

“ランニング”でも“英語”でも“読書”でも何でも、その人が積み上げてきたノウハウを活かして、それを人に教えたり、それを素材にして何か商品を作ればよい。

日頃から積み上げてきたものは本人にその自覚がなくても、他人にとってはとても価値があるものだったりする。

そのケースでは、あなたの“趣味”は十分商品になり得るのだ。

さらに、ここで重要なのは

「もし売れなかったとしてもそんなに痛くない」

ということだ。

元々、損得勘定なく、好きだからやっていた行為なわけだから、もしそれがお金にならなくてもそれほど痛くはない

これはつまりコストが少ないということでもある。

まさに『しょぼい起業』の戦略だ。

◆『しょぼい起業』は数ある生き方のひとつ

とはいえ、著者のえらてん氏もこの『しょぼい起業』が人生で成功するための唯一の方法だと謳っているわけではない。

あくまで、生存戦略のひとつ

こういうやり方もあるんだから、興味ある人は試してみたら?という感じだろうか。

今回は“生活の資本化”というところをメインに書いたが、他にも読みどころはたくさんあった。

本当に今の僕の頭の中のモヤモヤを次々と言語化してくれた本で、このタイミングで読めて良かった。

また、若い著者で価値観が似ていたのでとてもサクッと読めた。

がっつり起業して、ガンガン稼いで、イケイケの社長になるぜーという人向けの本ではないが、

「自分の身の丈に合った、背伸びしない生き方をしたい」

という人には、おすすめ。

興味ある方は、ぜひご一読あれ。

また、こちらのアフィリエイトリンクからご購入いただけると、僅かな紹介料が発生するので僕がとても喜びます。

お情けかけていただける方は、どうぞよろしくお願いします。

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

  • 作者:えらいてんちょう
  • 出版社:イースト・プレス
  • 発売日: 2018年12月15日