走×旅 ~Running Journey~
走ることとか、旅することとか、戯言とか。
オピニオン

ランナーズヴィレッジ構想 in 鳥取南部町

◆鳥取南部町

鳥取県米子市から南へ10km程行ったところに南部町はある。

ここで起業し頑張っている友人のマエヤマ氏がいるので、九州からはるばる足を運んできた。

彼も僕と同じくランニング関係の事業に取り組んでいるということで、前々から行きたいと思っていた土地でもあった。

ということで、まずは2人でランニングセッション in 母塚山(はつかさん)

大国主命(オオクニヌシノミコト)の母親が眠る山と言われている。

ちなみに、馬佐良(ばさら)地区には『バサリーヒルズ』というコワーキングスペースもあり、快適に仕事が出来た。

田舎でもコワーキングスペースの価値はある!

と思った次第である。

◆ランナーズヴィレッジ構想

さて、ランニング関係の事業とは具体的にどういうものかというと。

『ランナーズヴィレッジ構想』

簡単に言えば、

「地域の自然資源や文化的資源を生かして、地方の町を『ランナーの聖地』にしよう」

というプロジェクト。

最近いろんなところでよく聞く『聖地』構想である。

この動きが日本各地で少しずつ(本当に少しずつ)広まっている。

その取り組みを始めた地域のひとつが『鳥取県南部町』

友人のマエヤマ氏が実質的にこのプロジェクトを主導している。

それは、僕がこれまで取り組んできたことと近いし、これからやりたいと思っていることにも近いよね、っていうことでここ鳥取まで飛んできた。

◆南部町コース試走

というわけで、南部町内を巡る2つのコースを、地元のランナー達と試走

僕は外部から来たランナーとしての目線でコースを吟味した。

延々と続く桜並木

大山(だいせん)を横目に走れる田舎道。

田んぼの中にこんもりと佇む小さな塚小さな神社

旧鉄道路線に沿ってまっすぐ伸びる道を走るのが気持ち良い。

見どころの多いコースを16km走った。

さぁしかしどうだろう。

確かに素晴らしいコースではあったが、果たして地域の外からここ南部町にランナーはわざわざ走りに来るのだろうか。

コース試走を終えた後、プロジェクトの会議で関係者達とじっくり話し合った。

前向きな意見も厳しい意見もたくさん出た。

◆阿蘇ピクニックランとの類似点

これはもう僕は5年前くらいからずっと言い続けていることで、このブログのタイトル『走×旅 ~Running Journey~』の由来にもなっているが、

「走ること」と「旅すること」ってかなり相性が良いと思う。

そういうわけで、僕は阿蘇でも『阿蘇ピクニックラン』という

「走る×食べる×観光する」がテーマのイベントを企画した。

(RKK熊本放送 『JUST』 2016年6月放送)

(RKK熊本放送『JUST』2017年1月放送)

なので、今回の南部町『ランナーズヴィレッジ』コンセプトにはとても共感するし、僕に手伝えることがあれば、ぜひ力になりたい。

また、僕がやってきた阿蘇での事例が少しでも参考になればと思い、会議ではいろいろ厚かましく意見させてもらった。

まずは『ランナーの聖地』というありきたりなフレーズ。

最近、猫も杓子も「この地域を〇〇の聖地にしよう」と叫ぶ。

どこもかしこも『聖地』となり、もはや『聖地』じゃない

『聖地』という言葉だけではあまりにもフワッとし過ぎていて、「誰に何をどうしてほしいのか」がはっきりと見えない。

そのあたりのコンセプトの明確化ターゲットの明確化

ここを第一に考えないといけない。

ここさえ決まれば、コースもサクサクと決まるはずだし、どんなコンテンツを詰めていけばいいか簡単に決まるはずだ。

誰をターゲットにするか何を到達目標とするか、そこに正解があるわけではないが、まずは道筋を立てて行動していかないと中途半端な結果しか得られない。

と、偉そうなことを言ったわけだけど、これは実際にこれから自分がやろうとしていることでもあるので、あくまで自分事として考えた上での意見である。

決して、無関係の他人へ遠距離から訓示を垂れているわけではない

同じ志を持って事業に取り組む友人とその周りの人達に熱烈なリスペクトを抱いたし、勝手に“仲間意識”を持ってしまった。

「頑張れ」ではなく、「一緒に頑張ろう」という気持ちだ。

自分の掲げたビジョンが「そんなの夢物語だ」と周りから言われることもあるけれど、理想を捨ててはいけない

あぁ、なんだか熱くなり過ぎたので、そろそろ宮崎駿監督の言葉で締めくくろう。

理想を失わない現実主義者にならないといけないんです。

理想のない現実主義者ならいくらでもいるんですよ。