◆良い時だけ発信する人
良い時だけしか発信しない人がいる。
素晴らしい事、キラキラした事、背伸びした事しか発信しない人がいる。
いや、別に悪くないよ?
悪いと言っているわけではないよ?
普通は良い時しか発信したくないよね。
その気持ちは僕も十分理解できる。
でも、それってプライドが高い事の裏返しなんじゃないかと思う。
自分に期待をし過ぎ。
どうすれば周りから“自分”がよく見られるのか、を意識し過ぎ。
いわゆる“自意識過剰”というやつかな。
悪い時でも発信すればいいじゃないか。
良い時も悪い時も含めて、ありのままのあなたの姿を発信すればいい。
プライドを捨てて、悪い時も発信しよう。
悪かった時を晒して、そこから這い上がるところもすべて晒してしまえ。
◆阿蘇郡市マラソン10km

・・・という書き出しから始めた理由は、もう予想できるかもしれない。
そう。
今日の阿蘇郡市マラソン10km。
大撃沈した。
見事なまでの大撃沈。
タイタニック号もびっくりである。
記録は35分57秒。
最初は3分25秒/kmペースで余裕あり。
このままのペースで押せれば34分ちょっとでいける。
身体もそれなりに軽くて、
「お。いけるかな。」
と思ったのだが、その浅はかな予測は早々に打ち砕かれた。
3km過ぎて徐々にペースが落ち、折り返しの5km地点では17分38秒。
前半の貯金も食い潰した上に、このまま同じタイムで後半は走りきったとしても35分は超えてしまう。
いわゆるタイム負債を抱えてしまった。
ペースが落ちたのに、感覚はキツくなる一方。
ピッチ(脚の回転)が上がらず、上体は後傾し、体重が前に乗らない。
それゆえに、前に進まない。
心肺もボロボロ。
呼吸のリズムも悪いし、全身が酸素欠乏状態になっているのが分かる。
どんどん身体が思うように動かなくなっていく。
練習がてら走っていた阿蘇郡市キャプテンのモリモトさんが並走してくれて、声を掛けてくれたり、リズムを取ってくれたりした。
(ちなみに、モリモトさんは前日に50km走っている。強過ぎる。)
そのモリモトさんの煽りに応えようと頑張ってみるのだが、一瞬の灯。
僅かの間ピッチを上げてペースを上げるが持続できず、ズルズルと後退してしまった。
アシストしてくれたモリモトさんにも申し訳ない。。。

そのままペースは落ちる一方。
正確なタイムは把握していないが、感覚的に3分45秒/kmくらいまでペースは落ちた気がする。
練習だとしてもこのペースはタレ過ぎだ。
そのまま、動かない身体をポツポツと前に運んでゴールを目指す。
10kmがやたら長く感じる。。。
結局最後の300mだけスパートして、何とか36分を切る35分57秒でフィニッシュ。

今回10kmを走ってみて、最後までペースが持続できなかった原因は自明。
あまりにも自明。
単なる“走り込み不足”だ。
11月~12月中旬は練習らしい練習はほとんどしておらず、2週間前からようやく週5日くらいの頻度で走るようになったという状況だ。
“練習の総量”すなわち“走行距離”が圧倒的に不足している。
特に前半は身体が動いていたのに、後半身体が動かなくなったというのが、その証左だ。
これが逆に、前半動かず、後半動いたというのならスタミナには問題なかったといえるかもしれない。
木曜日の1000m×10本でペース感覚が少しは戻ったかもしれないが、そのペースを持続させる基礎的なスタミナがなかったのだと分析できる。
我ながら、Google Analytics 顔負けの分析力だ。

このレースは2月に開催される『郡市対抗熊日駅伝』の阿蘇郡市メンバーの選考会も兼ねているのだが、今回の結果では正直メンバー入りは厳しいだろうな。。。
でも、いつでも走れるように準備はしておかなければ。
同じく、2月には熊本城マラソンもあるし。
何より今日の結果では、あまりにも自分が納得しない。
まだ練習を再開したばかりで、今まさに身体を仕上げている途中。
ここからは上げていくのみ。
明日からは反省ランでしっかり走り込もう。
本日の走行距離:20km