◆空白の11月
先月11月は“空白の11月”と言ってもおかしくないくらい、ほとんど走らなかった。
月間走行距離はなんと驚愕の76km。
月に100kmも走っていないなんてもはやいつ以来なのか思い出せない。
もしかしたらランニング歴14年にして初めてかもしれない。
走らなかった理由はまあいろいろあるわけだが、敢えてここでは深く触れずに。
前を向いていこう。
ちなみに“空白の11月”とはいえ、全く無駄だったとは思っていない。
心と身体の再充実を計るいわゆる“充電期間”。
また、ランニングのない日常が自分にとってどれほど味気ないものなのか、それが改めて分かっただけでもナイスな経験である。
さあ、来年2月の熊本城マラソンに向けて、練習計画を練り直して一から再スタートだ。
◆12500m Pace Run + 1000m×1

さて、ほとんど走らなかった11月においてもかろうじて走行距離を稼いでいたのは、この『Team阿蘇』水曜練習会のおかげと言っても過言ではない。
本日のお題は
12500m ペース走 + 1000m×1
インターバルのような最大出力に近いペースで走るのはまだ無理っぽいので少し出力を落としたペース走で身体の感覚を戻していく。
つまり、余裕を持って練習をこなすことがテーマとなる。
7km = 30分程長めにアップJogをして身体を温める。
そして、19:05。
4分/kmペースを目安に12500mスタート。
1250mコースを10周する。
1周目は4’48″(3’50″/km)で設定より速めの入り。
この集団のペースメイカーは僕が担当したわけだが、ペース感覚が少し狂っているようだ。
2周目は4’57″(3’58″/km)。
4分/kmペースのリズムを掴みだして、その後は会話できる余裕を持ってペースを刻んだ。
3周目以降は4’56” – 4’54” – 4’58” – 4’55”。
ほぼ4分/kmペースで刻み、しかも中間地点を過ぎても6人程の集団を保っている。
4分/kmペースで集団走ができるなんてだいぶTeam阿蘇のメンバーの走力も上がってきた。
なんだか楽しい。
7周目は中学生の2人がペースアップ。
ここで集団がばらける。
僕は意外と4分/kmペースで余裕があったので、どこまでいけるか試すつもりで中学生達のペースアップに付いていく。
それにしてもこの中学生達、走るたびに速くなっているといっても過言ではない。
伸び盛り、実に羨ましい。
大人も負けていられない。
中学生2人とトクズミ氏と僕、4人の集団で7周目は4’33″(3’39″/km)で通過。
一気に3’40″/kmを切るペースに上がった。
以前なら余裕を持って走れるペースだが、運動不足の現状ではあっぷあっぷ。
余裕を持って練習をこなすという計画がここで破綻した。
まあ、こうなったらもう少し頑張ってみよう。
8周目はさらに中学生がペースアップしていったが、流石にこれに付いていったら最後まで持たない。
トクズミ氏と僕の20代コンビはそのままのペースを維持で走る。
8周目は4’30″(3’36″/km)。
タイムは悪くない。
しかし、身体は割と無理をしている。
8周目終了時点で中学生2人は抜け。
トクズミ氏と僕は、9周目は少しペースを落とす。
大人は賢く休むのが大事なのだ。
9周目4’35″(3’40″/km)。
うむ。
3’40″/kmペースなら少しラクだ。
まだ動きは多少硬いものの全く歯が立たないペースではない。
そしてラスト1周、10周目は4’33″(3’39”)。
最後に少しだけペースアップして終わることが出来た。
しかし、この後は+の1000m走が待っている。
正直、ペース走で既に脚を使い切った感があるが、もうちょっと頑張ってみよう。
動かない身体を、どこまで動かすことが出来るか。。。
1000mでは、中学生2人が再び合流してスタート。
案の定、走り始めてすぐからスピードに乗ることが出来ない。
脚だけ前に出すのだが、上半身が前に出ない。
全身の体重が上手く前に乗っていかない感じ。
500m地点あたりから腕が痺れてきて、完全に酸欠状態。
毛細血管が未発達、ミトコンドリアが酸素供給をサボっている。
呼吸が完全にキツくなる前に、身体が動かなくなりゲームオーバー。
タイムは3’14”だった。
さて、今日の練習で今の自分がどれだけ走れないか、あるいはどれくらい走れるか、がある程度分かったのでこれを基に練習計画を組み直していこう。
現状分析って大事。
今週末は青島太平洋マラソンがあるが、今の状態だととてもじゃないが自分の走りはできないので、勝手に3時間ペーサー。
サブスリーを目指すTeam阿蘇の仲間たちのアシストに徹するつもりだ。