
◆阿蘇市民駅伝
今年も内牧Aチームで出場。
正直、心も身体も完全にオフモードである。
まあ、阿蘇で走る者としてはこの駅伝に出場するのは義務みたいなものなのでサクッと走ってみよう。
◆6区2.08km
走る区間もいつものように6区2.08km。
20歳以上男子/中学生女子区間。
山田地区・原ノ口公民館から田んぼ道を通って旧山田小学校まで走るコースだ。
◆結果

これだけ練習していない状態では、レースの評価のしようがない。
走り始めてすぐに心肺がキツくなり、全身が痺れてきた。
そのまま動かなくなる身体をひたすら動かし続けていたら、ある意味あっという間にレースが終わった。
頭で考える程の余裕がなかったのでレース中の経過もあまり覚えていない。
「あー、やっぱり走れないなー」
と、思いながら、ひたすら我慢して走っていた感じ。
タイムは6’32″(区間3位)。
1km換算したら3’10″/kmくらいのペースだろうか。
ブランク明けということを考えれば悪くないのかもしれないが、この2.08kmという距離も正確さに疑問があるし、タイムだけではやっぱり評価できない。
悔しさを感じるほどのレベルでもない。
練習していないのだから走れないのは当たり前。
結果が良かろうが悪かろうが、そこに過程(プロセス)がなければ評価のしようがないし、なにより味気ない。
大した練習をしてもいないのに、本番だけ頑張っても感動はない。
どこかのTV番組のマラソン企画では、明らかに準備不足のランナーがキツそうにして走っていることがあるが、悪いがそこに感動を僕は感じない。
本番のずっと前から入念に準備をして、確実に余裕を持って楽しく走り切る。
そっちの姿の方が、ずっと感動する。
しっかり準備・練習をしてそれを結果に繋げていく
この一連の活動がマラソンの競技的な楽しみ方だと思う。
もし自分が、練習しなくても、生まれ持った才能だけでマラソンを速く走れてしまうのだったらあまり面白くないのかもしれない。