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ランニング日誌 Running Diary

超長距離とスピードの両立【3000m + 2000m + 1000m repetition】

◆今週末は『壱岐ウルトラマラソン100km』

今週末は『壱岐ウルトラマラソン100km』だが、今週もいつも通りスピードセッション

 

『100km』という“超長距離”と、『1500m』『5000m』といった“スピード種目”は全く違うスポーツなのではないかと思われるかもしれないが、幅広くランニングを楽しみたいと思っている僕にとっては、どっちも大事

それに、“超長距離”“スピード種目”のどちらにも取り組むことでお互いに相乗効果が得られると思っている。

 

例えば、単純に考えて『100km』という距離をしっかり走っておけばフルマラソンの42.195kmなんて短く感じてしまうことだろう。

そういう感覚を身に付けることが、今回、壱岐ウルトラマラソンを走る目的のひとつである。

 

参加案内と一緒に送られてくる壱岐の小学生からの直筆メッセージにほっこりする。

壱岐ウルトラマラソンは今年で2年ぶり2回目の出場となる。

前回は、100km走った後の股擦れが尋常ではなく、お風呂でずっと悶えていたのが個人的に一番のハイライト。

 

◆3000m + 2000m + 1000m repetition

ということで、本日も『Team阿蘇』水曜練習会。

メニューは

*3000m + 2000m + 1000m レペティション

 

気温は12℃くらいでもう肌寒い。

 

先週調子を落としてしまって、今は調子を取り戻している段階である。

体調の確認も兼ねたトレーニングだ。

 

・3000m … 10’01”

願望設定としては、9’45″(3’15″/km)でいきたかったが、アップJogをしていた段階で若干動きが悪かったので設定を下方修正。

10’00″(3’20″/km)ペースで様子をみることにした。

 

実際に走り出してみると、3’20″/kmペースであれば、心肺、動きともにある程度の余裕をもって淡々とイーブンで刻めた。

地元中学生のK君と2000m過ぎまで並走する形となったが、K君はその後ペースダウン。

後半の落ち込みが最近の課題らしい。

 

僕がアドバイスできるのは、

「もっといろんな種類の練習をした方が良いんじゃない?」

ということだろうか。

 

中学校の全体練習を優先するなら難しいかもしれないが、

やはり“自分で考えて”いろんなトレーニングを試行錯誤していくことが必要だ。

 

そのトレーニングが良い結果を生むかもしれないし、生まないかもしれない。

ただ、自分でトレーニング効果を考えて“やってみる”ということが大事。

 

僕も中学、高校時代は長距離専門の指導者の指導を受ける機会に乏しかったため、自分でトレーニングを考えて実践していた。

もちろん、自分でトレーニング本をたくさん読み漁ったし、今でも勉強し続けている。

それが、自らトレーニングを考えてやらないといけない市民ランナーとなった今に活きていると思う。

 

自分の意思がなく、上からただ“やらされている”というような指導はよろしくない。

今の日本の陸上界においては、未だにこういう前現代的、圧政的な指導が多いようだ。

 

・2000m … 6’27”

話が逸れたが、次は2000m。

設定は6’20″~6’30″(3’10″~3’15″/km)

元実業団ランナーのサカタさんが後ろに付き、逃げるように走っていたら最初の1周400mが70秒

ちょっと速過ぎた。

 

その後、サカタさんが抜け、ペースダウンし1000m通過は3’12”

今度はペースが落ち過ぎた。

 

その後もペースが安定せず、あまりリズムの良くない走りで消耗が激しい。

中盤はスピードが緩み、ラスト200mで気持ちペースアップし、6’27”

結果的には、設定タイムの範囲内であるが、ペースが安定しなかった上に“もがき走り”になってしまったのが残念。

 

・1000m … 3’03”

1000mは設定フリー。

最初の1周400mは72秒でまあ良い感じに動いている。

しかし、やはり中盤に少し疲れてしまい動きのリズムが遅くなる。

ラスト200mで帳尻を合わせるようにペースアップし3’03”

努力感の割には少し遅い

 

フォームも、また“もがき走り”のような感じで無理をしていた。

ただ、まだ復調途上段階であることを考えれば、それほど悲観しなくてもよいか。

スピード練習の回数を重ねていけば、ラクに走れるようになってくるだろう。

焦らずステップアップしていこう。

 

 

今宵もナイスセッション、ありがたき。