◆県体明けのスピードセッション

先週末の熊本県民体育祭の余韻が残ったままではあるが、時は刻一刻と過ぎてゆく。
これからは
10/20(土) 壱岐ウルトラマラソン100km
11/11(日) 奥八女黒木ハーフマラソン
12/9(日) 青島太平洋マラソン
と続く。
次なるレースに向けて準備はもう始まっている。
今日は県民体育祭明け、最初のポイント練習。
実は、県民体育祭5000mでのダメージはあまりなく、疲労感もそれほど酷くはない。
ただ、見えないところで疲労はあるかもしれないので、無理な設定はせずに様子を見ながらこなしていく。
◆(600m + 400m + 200m)×3set interval
本日のお題は、変則インターバル。
*(600m + 400m + 200m)×3set インターバル
R = 200m Jog , set間 = 400m Jog
動きのキレを失わないようにスピード刺激を筋骨と心肺に与えるのが目的だ。
これからマラソンシーズンに移行していくにつれ、長い距離の走り込みが増えていくだろう。
しかし、ただ長い距離を走りこむだけでは有酸素優位のスタミナ刺激が主となり、速筋の稼働や神経伝達といったスピード刺激が少なくなる。
いわゆる「スピードが出せなくなる」現象に陥りがちだ。
ゆっくり長い距離ばかり走っているだけの状態で、いきなりスピードを出そうと思ってもなかなか難しい。
普段からやっていないことは、脳からの指令を受けても筋肉が素早く反応しないのである。
マラソンに向けて距離を伸ばしつつも、定期的にスピード刺激を入れることで動きのキレを失わないようにすることが大事。
マラソンはスタミナだけでもある程度走れるのは事実だが、それだけでは記録がいつか頭打ちになる可能性が高い。
自分の中での最大スピード出力を高めておくと、いざというときの勝負どころで武器になるし、通常のレースペースでの余裕度も高まる。
だから、マラソンでもスピードを磨くことはかなり大事な要素だと考えている。
足下は
靴下: インナーファクト
シューズ: アシックスソーティマジックRR
・1set目
600m … 1’51” (r 1’28”)
400m … 70″ (r 1’21”)
200m … 32″
(set間 2’42”)
1set目はとりあえず3’00″/kmペースを身体に染み込ませようと思い、600mを1’48″(3’00″/kmペース)くらいのイメージで走る。
しかし、1本目だったせいか思ったほど動きが硬く、スムーズにスピードに乗れず、1’51”。
動きが悪いわけでもなく、心肺がキツいわけでもなかったが、ただ努力感の割にちょっとタイムが悪かった。
400mは時差スタートでみんなを追いかける形でスタート。
ここも余裕を持って走り70″。
動きに余裕が出てきたので悪くない。
200mは我武者羅に走るのではなく、フォームとリズムを意識して気持ちよく駆け抜けた。
タイムは32″。
久しぶりの200m、超楽しい。
・2set目
600m … 1’47” (r 1’24”)
400m … 68″ (r 1’29”)
200m … 32″
(set間 3’01”)
2set目の600mは少しタイムが上がり1’47”。
1set目に比べてリズムが良くなってきた。
ただもう少し余裕を持ってこのタイム(3’00″/kmペース)で走りたい。
400mは68″。
1set目と同じくらいの努力感で走ったが、自然とタイムは上がった。
200mは32″。
ここもフォームとリズムを意識して、もがき走りにならないように気を付ける。
あくまで気持ち良い動きで。
・3set目
600m … 1’46” (r 1’40”)
400m … 69″ (r 1’35”)
200m … 31″
3set目の600mは一番キツい局面だが、ここでしっかりタイムを上げて1’46″(2’55″/kmペース)で走れたのは良かった。
走り込み量が増えたことで、動きや心肺がキツくなっても粘れる力が付いてきたように思う。
400mは69″。
ラスト200mは腕を大きく振ってスピードアップを図ったが、力み過ぎて肩周りから腕にかけて固まった。
200mは31″。
最後の200mもラスト100mで肩周り、腕が固まってきた。
もっとリラックスした上半身の動きでスピードに乗せたい。
脚運びのスピードに上半身が付いて行っていない感じ。

最近よく「痩せたね」と言われるが、写真で見てみると確かにげっそりしたかも。
体重はここ1ヶ月で2~3kg減り、52~53kgくらい(身長171cm)。
個人的な感覚では53kgくらいだと良く身体が動く気がする。
さて、明日は、竹田市ナイターで1500mと5000mを走る。