◆性懲りもなく、また3日連続ノーラン
性懲りもなく、また3日連続ノーラン。
前3日間全く走っていないという意味だ。
ほぼ毎日走っていた以前の僕にしてみれば、これは異常事態。
緊急事態である。
先日のブログで、今の僕の調子が上がってこない原因について考察した。
要するに、水曜のポイント練習と土曜のポイント練習の間に、走り込みの練習が圧倒的に不足しているということだ。
ポイント練習以外の日に過度に休んでしまい、体力レベルがそれ以前より少しずつ低下してしまっている。
身体がどんどん重くなっている。
デブまっしぐら。
おかげで、股擦れの傷はまだ癒えていない。
顔はアンパンマンのごとくパンパンになってきた。
誰かに分けてあげたい。
さてさて、どうしたものか。
自分の調子が上がらない原因は分かっている。
その解決策も大体分かっている。
しかし、それをなかなか実行に移せていないのがまた問題なのである・・・。
この自らの不実行性を解決することから考えなければいけない。
仕事が忙しいなどということを言い出したらキリがないのでここではひとまず置いておこう。
新しいランニングウェアやランニングシューズでも買って、金でモチベーションを買おうかな。
◆あぴか復活

そんな状況ではあるが、とにかく水曜日の『Team阿蘇』練習会へ。
Team阿蘇の練習拠点である「あぴか陸上競技場」は2016年の熊本地震によって激しく損傷した。
それから2年が経ち、今年2018年の3月にようやく改修工事が終わり、陸上競技場が使えるようになった。
それでもナイター設備の不足から夜の利用は制限されており、Team阿蘇の練習は夜7時からなので、これまではあぴか外周を利用して練習を行っていた。
本日は7月に入って最初の練習会。
日が長くなったということで、7月のみ陸上競技場を使わせていただけることになった。
2年ぶりの「あぴか陸上競技場」での練習である。

新しくなったタータン。
その踏み心地の良さに快感を覚える。



また、みんなで揃って同じ競技場内に収まって練習できるという環境が改めて良いなと思う。
楽しく会話をしながら走ったり、キツい時には声を掛け合ってお互いに励まし合う。
大人になってもこういう趣味で繋がるコミュニティがあるというのは素晴らしいことだ。
◆4000m LT Pace Run + 1000m

さて、本日のメインディッシュは
4000m LT ペース走 + 1000m
LT値というのは「乳酸性作業閾値(Lactate Threshold)」のこと。
他の言葉で言い換えると
体感的に「ややキツめ」のペース。
20~30分程度維持できる程度のペース。
(トレーニングを積んだ選手はこのペースで60分程度走り切ることが出来る。ハーフマラソンのレースペースと言っても良い。)
トレーニング強度がこのLT値を超えると、体内で乳酸の分解が追い付かなくなり、乳酸が急激に溜まり始める。
乳酸が溜まり始めると、同程度のペース(強度)で走り続けることが困難になり、息切れ、身体の硬直などを引き起こす。
つまり、長距離を走る上ではこのLT値を超えないギリギリのところで走り続けることが重要となる。
もちろんLT値には個人差があり、また、トレーニングによってその値を引き上げることもできる。
まずは、現在の自分のLT 値はどのペースに値するのかを把握することが大事だ。
その上で、LTペースもしくはLTよりやや低いペースでの練習をこなし続けていくと、同じ強度での練習がラクになっていき、より高い強度で走ることが出来るようになる。
すなわちLT値の向上である。
実は、実業団で走っているような一流選手でもこの「LT値」の理論を知らない選手もいる。
ただ闇雲に、がむしゃらに走っていく中で走力が上がっていく、というのも有り得るのかもしれない。
だが、個人的には、こういった生理学的な理論なども意識して主体的にトレーニングを組み立てていくことがマラソン練習の面白いところだと思う。

結果
4000m LT Pace Run…13:55 (Lap = 3:29-3:30-3:27-3:28)
1000m…3:04
4000mは、3:25/kmペースでラクに走っておきたいところだったが、3:30/kmペースでも後半がキツくなってしまった。
ただただ練習不足である。
だが、ある程度の余裕は残しており、実際にはLT値より若干低いところでのペースだったと思う。
1000mは予想以上に身体が重く、動きにキレがなかった。
タイム的にそこまで悪いわけではないが、動かない身体でなんとか粘ったという感じで、仕上がり的にはまだまだ。
もっと練習を積んで身体が充実していれば、気持ちよくペースアップして走り終えれるはず。

本日の参加者は18名。
お疲れ様でした。
今週日曜日の阿蘇郡市民体育祭では、練習がてら1500mと5000mを走る。