Contents
現代の“飛脚”
先日、素敵なお仕事をいただいた。
内容は、福岡~熊本まで走って手紙を届けるというものだ。
現代の“飛脚”である。
飛脚は、目的地までリレー方式で複数人のランナーが物を届けたそうだが。
今回は僕一人で福岡から熊本まで走って手紙を届ける。
ああ、またなんて馬鹿なことを。
依頼者

●依頼してくれたのは、
旅するカメラマン・園田滉樹くん。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004138600439&fref=ts
ちなみに、日本縦断ランの道中でも、彼には名古屋でお世話になった。
過去記事はこちらから。↓
日本縦断ラン 27~28日目(愛知~岐阜)
そして先日、我々は福岡で再会を果たしたのである。

(荷物でかい。)
●彼は現在、日本中を旅して回りながら、写真を撮ったり路上で販売したりしている。

(僕も何度か買ってます。良い写真を撮るんです。)
その彼が先日、熊本を旅していた時に出会った方の写真を撮ったそうだ。
長年連れ添った愛犬とともに撮影された素敵な写真だった。
ところが、撮った写真をプリントしてその方に手渡す前に滉樹くんは熊本を離れなければいけなくなった。
それから福岡にやってきた滉樹くんは、郵便でその写真と手紙を本人のもとへ送ろうとしていた。
そこで僕が
「福岡から北海道まで走ったけど、九州はまだ走ってないから九州も走りたいなア」
とか変なことを言い出したもので、滉樹くんは
「じゃあ、カズマにこの写真を熊本まで走って届けてもらうわ!」
という流れになったわけだ。

“超”非効率なランニング郵便
「走って手紙を届ける」
どこまでも非効率な届け方である。
時間がかかる。
お金がかかる。
身体が疲れる。
100円程度の切手を貼って郵便ポストに投函してしまえば郵便局が迅速に届けてくれるというのに。
それなのに、滉樹くんは僕に頼んでくれた。
僕らもなぜこんなことをするのか良く分かっていない。
強いて言うなら、
「何か面白い方法で届けたい」
というくらい。
それを受け取る方は、本当に喜んでくれるのだろうか。
まだ確信は持てないけれど。
幸いにも受取人の方も早急を要してはいないとのことだった。
短い時間で届けることはできないかもしれない。
けれど、責任もって受取人の元まで届けさせていただきます!
ありがとう、滉樹。

福岡出発は10月12日です。
今のところ、熊本市がゴールの予定。