LAVERDAD - Running Journey
地球のどこかで走り回ってます。2015年、走って日本縦断しました。主に役に立たない記事を書いていきます。
旅 Journey

みなさん、何でそんなに優しいんですか【日本縦断ラン 55~56日目 (千葉~栃木)】【旅ラン】

<55日目(5/26)>

千葉県・柏市~茨城県・常総市

 

柏市発

午前6時、柏市を発つ

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やはり都心に向けて通学・通勤するのであろう人々が、この時間から駅にはたくさんいる。

 

生活の時間帯が早い

自分も人のことを言えたものではないが

 

とにかく、朝の空気は気持ち良い。

 

ところで、東京から北はほとんど知り合いがいない。

おおまかなルートは考えているが、割と自由に旅のプランを決められる。

 

ゆったり構えて、ボチボチ進んでいこう。

 

茨城県・取手市

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やたらと長い橋が現れた。

 

利根川に架かる大橋で、ここを越えると茨城県に入る。

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茨城も初めての土地。

 

噂では田舎と聞くが、実際どうなのだろう。

しばらく東京に滞在していた故、都会の喧騒から逃れたく思っていた僕は期待を膨らませる。

 

利根川に架かる大橋を越えて休憩をとる。

 

外は、日差しがかなり強い

ジリジリと日光が肌を焼く。

 

後で調べてみると、31℃まで気温が上がっていたそうだ。

 

昼食をとり、日が暮れる頃にランを再開するとしよう。

 

守谷市、常総市

16時、ラン再開。

 

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おお、これだ。

地元の中学生が健気にヘルメットを被ってチャリを漕いでいる

 

何故だか、見ていて安心する風景だ。

 

ここは守谷市

 

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国道294号線に合流すると、辺り一面の風景は田んぼだらけになる。

 

遠くに筑波山が見えるだけで、平地がどこまでも続く

 

山間地域とはまた違う風景だ。

澄んだ青空の下に広がる、綺麗に整えられた田園風景が美しい。

 

気温も下がってきて、爽快に走り続ける。

 

ペースは1km5分30秒くらい。

「ラン」としての風を切る感覚を取り戻してきた。

 

脚の痛みもほとんどない。

リズム良く走れるようになってきて力みがない。

 

日本縦断ラン、約2ヶ月を経てようやくイメージ通りの走りが出来ている感じだ。

 

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そして、気が付くと日が暮れてきた。

常総市石下というところで、今日は脚を止める。

 

石下での出会い

セブンイレブンの前で整理運動をしていると、ある男性が声をかけてくれた。

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鈴木さん

 

ご自身もママチャリで旅をしたことがあるそうで、僕のラン旅にも興味を持ってくれた。

 

セブンイレブンで夕食を買ってくれ、

さらには、ホテルの手配までしてくれた。

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何でそんなに優しいんですか、と聞きたくなるくらい優しい。

 

サーフィンが趣味の鈴木さんは、波が高くてサーファーに人気のある、僕の地元・奄美大島にも行きたいと言ってくれたので、その折りにはこちらがおもてなししたいと思う。

 

泊まったホテルは石下駅のすぐ近く。

 

偶然にも、鈴木さんのお知り合いが経営されていた。

 

超ローカル

 

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骨董品が陳列されていて良い雰囲気だ。

せっかくなので、ゆっくりしていこう。

 

人のご縁に感謝。

 

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[55日目・走歩行距離:33km]

 

<56日目(5/27)>

茨城県・常総市~栃木県・真岡市

 

石下発

午前中は朝食の提供もあったので、ゆっくり過ごす。

 

10時過ぎに石下のホテルを発つ。

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名も知らぬ町だったが、一気に惚れた

これがノープランの旅の醍醐味だ。

 

足袋の可能性について

今日は、ランニング足袋・無敵を履いて走ってみる。

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足取りは快調。

ペースは1km5分30秒くらい。

普通のランニングシューズと変わらないペースだ。

 

慣れてくると、確かにこちらの方が走りやすいかもしれない。

 

無敵は靴底に薄いゴム板が敷いてあるだけなので、踵(かかと)接地では、踵にかかる衝撃が大き過ぎて、自然と前足部からの接地になる

 

これが、いわゆる「フォアフット走法」と呼ばれるものだが、底の厚いシューズを履いているとこれが意識し難い。

 

底の厚いシューズを履いていると、踵から接地する走り方でも、シューズのクッションが衝撃を吸収してくれるので、足にかかる負担は減る。

つまり、シューズのおかげで踵接地をしても痛くないのだ。

 

ただし、踵接地の走り方は、ブレーキをかけた走りと言われ、前方への推進力を生みにくいとされている。

 

とすれば、踵接地を矯正する手段として、素足感覚のランニング足袋は有効だろう。

変に親切なクッションがないため、踵接地に頼ることが出来ないからだ。

 

と、ここまで理屈を振りまいてきたが、僕自身、完璧な走り方を知っているわけではない。

ランニングフォームの理論なんていうものも世の中にはごまんとある

 

その中で、理論と実践を重ねながら自分に合うものを探していくわけである。

 

全てのランナーにとって、完璧なフォームなどない

だから、特定のフォームを押し付けるのも良くないと思う。

 

だが、世の中にランニングシューズというものが生まれるずっと前から、

日本には飛脚という者たちが一日に100kmもの距離を地下足袋で日本中を走り回っていた。

昔の修行僧も、現代のようなクッション性のあるシューズとは比べ物にならないような足袋で日本各地を歩いていたことだろう。

 

そうした化け物じみた人間がいたという事実。

それを改めて見直す価値は十分にあると思うのだ。

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栃木県・真岡市

茨城に入ってから、再び声をかけられる頻度が多くなってきた。

みな、気さくに話しかけてきてくれる。

 

差し入れもたくさん頂く。

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そうした人との触れ合いからエネルギーを頂きながら、

次は栃木県が近づいてくる。

 

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国道の歩道のはずだが、こんなに草が生い茂っている。

 

小高い坂を越えると、栃木県との県境が見えてきた。

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栃木県は真岡市

真岡と書いて、「もおか」と読ませる。

 

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道の駅・二宮で休憩。

 

二宮と聞いて、まさか、と思う。

 

やはりそうだ。

 

二宮尊徳ゆかりの地らしい。

またの名を二宮金次郎

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小学校によくいる薪を担ぎながら勉強している彼である。

 

勉強熱心な人だなと思ってはいたが、彼はこの土地で農業の大改修を行ったそうだ。

なるほど、それは偉大だ。

 

彼の功績をこういう形で知ることになるとは。

 

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また、真岡を含む芳賀郡イチゴの名産地

至る所にイチゴがPRされているが、少々手を伸ばし難いお値段だ。

 

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道の駅は、雲雀(ヒバリ)も御用達。

 

誕生日は5月12日か。

僕と近い。

どうでもいい。

 

そして、この日はさらに歩いたところにあるマックで休むことに。

 

ここら辺りは工業地帯が広がっているので、休めそうなお店を見つけるのに苦労した。

 

[56日目・走歩行距離:41km]