LAVERDAD - Running Journey
地球のどこかで走り回ってます。2015年、走って日本縦断しました。主に役に立たない記事を書いていきます。
旅 Journey

信越の山越え~悶絶するほどの膝の痛み【日本縦断ラン 39~40日目 (長野)】【旅ラン】

<39日目(5/9)>

長野県・白馬村~長野県・大町市

 

白馬大池駅発

午前4時半起床。

白馬大池駅での野宿はなかなか厳しかった。

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肘掛

これのせいで、かなり歪な態勢で寝ることになる。

そして、姫川のすぐそばということもあるだろう、夜はかなり冷え込んだ。

気温は分からないが、感覚的に真冬並みの寒さである。

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この場でじっとしていても寒いだけなので、外が少し明るくなってきたところで出発する。

指の感覚がなくなるほどに寒い。

 

白馬村中心へ

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日本アルプスで目にした日の出は、神々しいほどに美しかった

 

「美は言葉に表せない。」

とはこのことだ。

 

ただただ、目を奪われる。

吸う空気が美味しい。

 

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北アルプスの美しい山並みが続く。

およそ日本のものとは思えない。

まあ、僕の中での「日本」だが。

 

早朝の静けさが一層、僕の心を平穏にする。

 

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白馬駅に到着。

村全体が綺麗に整備されていて、統一感のある街並みだ。

そこに身を置いているだけで気分が安らぐ。

 

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恒例の無料足湯

いや、改めてみると靴下焼けがひどい

これ、ちゃんと靴下は脱いでいます。

 

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気温は10℃

昼前で日が昇ってるにも関わらず、この寒さだ。

日本は広い。

場所によって天候も全く異なるのだから面白い。

 

青木湖~木崎湖

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白馬村を抜けて、大町市を目指す。

その道中にある二つの大きな湖が、

青木湖木崎湖だ。

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癒しの風景が続く。

ようやく気温も上がってきて、快適に走れるようになってきた。

体力が無限にあれば、いつまでもこの風景の中を走っていたい

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長野名物のおやき

太陽の光を反射させて輝く木崎湖を眺めながら頬張る。

ロケーションも相まって、実に美味い。

 

大町市

長野県は大町市に到着。

今日のゴールはここだ。

 

今日も夜は冷え込みそうだ。

野宿する場所探しが難航し、一時はゴミ収集場に寝ようとまで考えた。

結局、しばらく歩いて駅を見つけたので、ゴミと共に一夜を過ごす事態は免れた。

 

[39日目・走歩行距離:34km]

 

<40日目(5/10)>

長野県・大町市~長野県・安曇野市

 

大町市発

ケータイの充電が切れていたので、駅近くのコンビニで朝食をとりつつ充電。

大町市から安曇野市を目指して走る。

 

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まずは、男性長寿の村・松川村を抜ける。

しかし、松川村に入ったのも束の間。

すぐ安曇野市に入る。

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うむ。

景色も良く、調子良く走れている。

 

・・・と思った刹那。

左膝にあの激痛が走る

9km程走ったところだった。

 

さらに左膝の痛みで身体バランスが崩れた結果、痛みが左脛にも転移する

かえって、こちらの方が激しい痛みに変化していく。

 

調子が良いときに限って、こういうことが起こる。

まあ、うまいこと調整するしかない。

 

穂高

痛みが出たのは仕方ない。

まあ、ゆっくり行けよ。

ということなのかもしれない。

長旅では、解釈の転換が重要だったりする。

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道中に見かけたこちらの惣菜屋さん・デリデリに立ち寄る。

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手作り惣菜のバイキングが500円

美味しくてリーズナブル。

広いイートインスペースもあり、日本アルプスの景色を見ながら寛げる。

さらに、店員さんが親切にしてくれて差し入れまで。

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オススメの地元の道を教えていただき、温泉の入浴券までいただく。

 

いやあ、何が起こるか分からない。

脚を痛めて立ち寄ったお店でこんなに親切にしてもらえるとは。

怪我も捉え方次第である。

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デリデリの店員さんが教えてくれた案内に従って、山麓線へ向かう。

森の中に入っていくような道だ。

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・・・と思ったが、

この道、お洒落なカフェアートギャラリーが割と多い。

人の出入りもそこそこにある。

 

他の地域であれば、少し森に入ると、完全に手つかずの道になっているパターンが多い。

だが、この道は都会的な洗練さすら感じる。

それでいて、この穂高地区の自然豊かで静かな雰囲気を壊すことはない。

 

地域の自然資源を上手く活用しているな、と思う。

 

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それから、デリデリで頂いた入浴券を使って、温泉へ。

山の麓にある静かな温泉施設だ。

久しぶりの温泉に癒される。

左脛の痛みも幾分か癒されると良いが・・・。

 

激痛と戦いながら

残念ながら、左脛の痛みは治まるどころか、次第に激しさを増していく。

炎症系の痛みだ。

動かさないのが一番良いのだが、この日は宿を予約していて、そこまではあと12km程歩かなければならない。

脚を引きずりながら先に進む。

 

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しかし、痛みは次第に増していく。

苦悶の表情で歩を進める。

歩くのもままならない。

本当に宿まで辿り着けるのだろうか、と不安が頭をよぎる。

 

あたりが少しずつ暗くなりはじめ、道も狭くなってくる。

左脚を引きずりながら、心細くなる。

 

そんな時に、地元のおじちゃんが

わざわざ車を停めて、

「どこ行くだ?乗ってけ。」

と声をかけてくれる。

 

気持ちは本当に嬉しかったが、目的地まであと3km

目と鼻の先である。

自分の脚で行きたい

 

その旨を伝えると、そのおじちゃんは

せめてこれだけでもと言い、信州りんごをくれた。

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嬉しすぎる。

本当に温かい人ばかりだ。

このりんごが絶品であったことは言うまでもない。

 

生還

なんとかかんとか、この日の宿に辿り着いた。

最後はもう歩きとも言えないスピードであった。

痛みの酷さで言うと、この日本縦断ランで最も辛かった

 

だが、なんとか到着できてよかった。

しばらく休む必要がありそうだ。

 

[40日目・走歩行距離:30km]