LAVERDAD - Running Journey
地球のどこかで走り回ってます。2015年、走って日本縦断しました。主に役に立たない記事を書いていきます。
旅 Journey

内陸横断、日本の中心を通過【日本縦断ラン 29~30日目 (岐阜)】【旅ラン】

<29日目(4/30)>

岐阜県・美濃市~岐阜県・郡上八幡

 

美濃発

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美濃市は、和紙が有名だ。

この旅、美濃の和紙がユネスコ無形文化遺産に登録が決定したということで、地元では盛り上がっている。

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そして、この昔ながらの街並みも粋だ。

うだつのあがる街並みである。

 

小さい街でも、魅力的なものがたくさんある。

日本の全ての地域が、それぞれの魅力を認識してアピールしていけたら良いなと思う。

 

と、簡単に言うものの現実はそう上手くいかない。

観光資源そのものはあるはずだが、難しいのは「見せ方」なのかもしれない。

 

とか思いながら、美濃を発ち、今日の目的地・郡上八万へ向かって北上を続ける。

 

長良川

美濃から郡上八幡までは、156号線を上って、ずっと長良川沿いを行く

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まさに清流

 

間近で見ると、川の流れは激しい。

この辺りは温泉も多いようで、山と水に恵まれた地域のようだ。

 

道はどんどん山奥へ入っていき、交通量が減ってきた。

自然豊かな景色を楽しみながら走る。

山間部に入るにつれ、アップダウンが激しくなるが、あまり先は急がずマイペースに走る。

 

今日も30kmくらい進めれば良いだろう。

 

日本のまん真ん中

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美並町は、日本の真ん中に位置している。

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とうとう、ここまで来たか。

出発点の九州はもう、かなり遠ざかってしまった。

 

気候も温暖になっていき、季節が変わろうとしている。

まもなく、福岡を出発してから1か月が経つ。

 

この道を選んでどうなるかはまだ分からないが、今のところ楽しくやれている。

 

藤が綺麗だ。

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野生の動物たち

美並を抜けてひたすら北上して走っていると、

野生のニホンザルが現れた。

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野生のサルは初めて見たが、結構デカい

近づいても逃げる様子は全くなく、悠々とした態度を見せている。

 

最近、人間がサルに襲われる被害が増えているそうだ

 

そして、今目の前にいるサルは無表情でこちらを見続ける。

少しばかり悪い予感がしたが、とにかく敵意を見せないようにしよう。

 

ニコッと微笑みかけてみる。

 

サルは相変わらずこちらをガン見。

警戒している様子だが、逃げる様子もない。

 

先へ進むには、フェンス上にいるサルの真下を通っていかなければいけない。

仕方ない。僕は平静を装ってしれっと通り過ぎる。

ずっとサルの視線を感じる。

 

その後、振り返るとサルはまだこちらをガン見していた。

そして、けたたましく鳴き始めた。

「よそ者が軽々しくこんな場所歩いてんじゃねーぞ。」

とでも言っているのだろうか。

 

ともかく、何事もなかったので良かった。

 

しばらくすると、野生のイノシシにも遭遇。

すぐに逃げて行ったが、結構近かった。

 

スリリングな動物園のようだ。

 

郡上八幡

道中、地元の小さいお店で脚を止める。

この辺はコンビニもほとんどなく、休憩できる場所が少ない。

 

店主のあばあちゃんが親切にしてくれて、しばし休憩させてもらうことに。

家族の話や地元ならではの話を話してくれた。

 

ネットで情報が簡単に得られる時代だからこそ、こうした生の情報や歴史話というのは価値があるように思う。

 

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そして、今日も目的地・郡上八幡に到着したのは夜。

 

なんとここにも、美濃で知り合った焼き肉店のオーナー・あきさんが紹介してくれた人がいる。

岐阜に来てから、まるでバトンリレーのように出会いが繋がる

 

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中地さん

とても気さくな方で、話していて笑いが絶えない。

急な話にも関わらず、得体の知れない自分と会ってくれた。

 

温泉に行き、夕食をご一緒する。

別れ際に

「会えてよかった。元気をもらえた。」

なんて言ってもらった。

 

ただのお世辞かもしれないが、こういう言葉はこの上なく嬉しい。

まだ、自分のやっていることが誰々のためになっているなんて断言するのはおこがましいが、自分も応援されるだけではなく、受けたものを還元できるような人間になりたい

 

ありがとうございました。

 

[29日目・走歩行距離29km]

 

<30日目(5/1)>

岐阜県・郡上八幡~岐阜県・荘川

 

郡上八幡発

昨日は、郡上八幡駅で野宿をした

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駅はこんな感じで、屋根もあり、ベンチも多い

僕からしたら立派なホテルだ。

 

早朝5時半に出発し、白川郷を目指して、引き続き長良川に沿って走る。

しかし、白川郷までは80km。一日で行くには遠いので、途中どこかで泊まることになるだろう。

 

飛騨山地の中で何もなさそうなのが心配だが、まあ何とかなるだろう。

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道中は、ドライブをしている人やツーリング中のバイク乗りが多い。

皆、先を急いでいるわけではなさそうで、走るスピードはゆっくりだ。

ランナーにも優しい。

 

峠ラン

飛騨山地が近づいてくると、さすがに峠が多くなる

急なアップダウンではないが、徐々に登っていく感じだ。

 

走るスピードは上がらないが、

開けたところに出ると、山並みを見下ろし、雄大な景色を楽しめる。

ここにはまだ桜が咲いている。

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ほどなくして、道の駅・大日岳に到着。

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日本で一番小さな道の駅らしい。

 

ここで、昼休憩。

高山ラーメンをいただく。

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あっさり醤油味で、疲れた体に沁みた。

 

156号線は山地が続くので、コンビニが少なく、頼りになるのは道の駅だ。

道の駅までの距離は標識にも書かれているので、それを目標にずっと走る。

 

ちなみに、岐阜県は道の駅の数が全国で2番目に多いそうだ。

 

ひるがの高原

道の駅・大日岳からさらに156号線を上っていくと、

長良川最上流の夫婦滝がある。

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長良川は、だいぶ長い間、そばで走ってきたがここでお別れだ。

 

夫婦滝を通過し、さらに登っていくと、ひるがの高原に到着する。

キャンプ場で有名らしく、旅館も多い。

 

標高は1000mくらいだろうか。

まだ雪が溶けずに残っている

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この先は、またしばらく店などがないそうだ。

 

今日はここで休もう。

 

素泊まりできる民宿を探して泊まる。

高地での野宿は、夜にどれだけ冷えるか予想がつかない。

 

[30日目・走歩行距離43km]