LAVERDAD - Running Journey
地球のどこかで走り回ってます。2015年、走って日本縦断しました。主に役に立たない記事を書いていきます。
旅 Journey

一旦、旅の中断~走る村うるぎ【日本縦断ラン 23~24日目(三重、長野)】【旅ラン】

<23日目(4/24)>

三重県・伊賀市~三重県・四日市市

 

悲報

残念なお知らせがある。

実は今日は、電車に乗らなければいけない

明日(4/25)に、長野県で外せないアポイントがあるのだが、
どう考えても一日でそこまでは走れない。

本意ではないが、亀山から四日市までは走っていき、
そこから電車に乗って長野県へ向かう。

 

しかし、安心してほしい。

長野で用事を終えた後は、四日市まで戻り、日本縦断ランを再開する

 

四日市へ

5時過ぎに亀山市を発ち、1号線沿いに四日市に向かう。

1号線は再び、交通量が多くなり、国道らしい風景が続く。
少々飽きてくるが、淡々と走り続ける。
次第に膝の痛みが酷くなってきたので、後半はほとんど歩く。

ペースはゆっくりだが、今日の夕方までには長野県に到着していないといけない。
朝早く出発していて良かった。

そして、四日市市街に入る。

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ん?
どこかで見た景色だな

それもそのはず。

ここは、以前一度走ったことがあった。

 

大学一年時、全日本大学駅伝に母校陸上部が出場した際、選手付き添いとして四日市に来たことがある。

その大会の前日くらいにちょうどこの辺を走っていたことを思い出す。

 

全日本大学駅伝は、毎年11月、愛知県から三重県にかけて行われる。

正月の箱根駅伝は有名だが、実はあれは全国大会ではなく、関東の大学しか参加できない。

実質的には、この全日本大学駅伝こそが、日本一を決める大学駅伝である。

 

当時の自分もこの大会を目指して練習していたが、怪我が重なり、なかなか調子が上がらず、出場は叶わなかった。

 

かつての自分はタイムや順位ばかり追い求めていたが、今は違う

今は自分のペースで楽しく走れているからそれで良い

 

それは、競技としての道を挫折した自分への慰めに過ぎないのかもしれない。

競争とは、避けられないものだ。

スポーツ然り、社内の出世競争然り、企業同士の競争然り。

 

だが、自分が戦うフィールドはそこで良いのか

その競争には、どれだけ自らの時間と労力、精神をつぎ込むほどの価値があるのか。
得られるものは何か。

と、考えてみるのもたまには良いと思う。

 

電車って凄い

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JR四日市駅に到着。

ついに、電車に乗ってしまう時がやってきた。

 

ここまで自らの脚だけでやってきた。

電車に乗るのは大変な罪悪感が伴う。

 

だが、そうも言っていられない。

いざ、乗車

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いやいや、電車って凄い

あれだけ時間をかけて走った道をスイスイと進んでいく。

どれだけ凄いかって、走って日本縦断してみたらわかると思う。

 

長野県・売木村

さて、長野県で何の用事があるのかという話。

僕が向かうのは、長野県下伊那郡にある売木村

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峠に囲まれた小さな村だ。

ここに、走って村おこしをしているランナーがいる。

そう、今回僕はこの方に会いにきた。

売木村には、夜に到着。
久しぶりの温泉に入り、ポレポレというゲストハウスに泊まる。

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[23日目・走歩行距離:23km]

 

<24日目(4/25)>

長野県・売木村

 

重見高好さん

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売木村専属ランナー・重見高好さんは、国内外のウルトラマラソンを走り、売木村の名前をPRしている。

その実力は国内トップレベルだ。

 

ウルトラマラソンとは何ぞや、と言うと、100kmや100マイルといったフルマラソン以上の距離を走るマラソンのことだ。

ちなみに、重見さんは24時間耐久マラソンの国内最高記録保持者

24時間、寝ずに走り続け、269kmを走るのだ。

 

ほええ。

日本縦断ランなんかよりずっと凄い。

 

今回僕が重見さんを訪ねたのは、以下の理由からだ。

・走って地域おこしをすることについてお話を伺うため。

・実業団とは違った形でランニングを仕事にすることについてお話を伺うため。

・重見さんのトレーニングサポートを受けるため。

・「走る村・うるぎ」を体験するため。

 

トレーニングサポート

まず、身体のメンテナンスフォームチェック動きづくりの指導をしてもらう。

 

重いリュックを背負って走ってきたので、かなり動きが小さくなっているようだ。

ビデオでフォームチェックをしても、膝下ばかり使って走っている

なるほど膝を痛めても当然だ。

 

次に、動きづくりで、腰を使った動きを意識する。

すぐに変わるわけではないが、これを機会に少しでも怪我をしない走りへ改善していきたい。

 

その後、売木村の自然豊かなコースを走りに行く

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この日本縦断ランで硬いアスファルト路ばかり走ってきたので、今日はトレイルコースを希望。

不整地の登山道を走るコースだ。

地面が柔らかく、普段使わない筋肉を使って走るので、怪我防止に有効だ。

実際に走ってみると、アップダウンが激しい上に、標高は1200mで酸素濃度も低い
ゆっくり走っても良いトレーニングになる。

 

さらに、久しぶりにあの重たいリュックを背負わずに走る。

身体が軽い軽い

まさに羽が生えたようだ。

初期のドラゴンボールで例えると、亀仙人の甲羅修行みたいなものか。
(マニアックな例えで申し訳ない。)

 

そして何より、憧れの重見さんと走っている。

つい先日、24時間マラソンの世界選手権を走ったばかりであるにも関わらず、軽そうに走られている。

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流石だ。

とにかく楽しく走ることができて、リフレッシュできた。

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ランニングビジネスについて

トレーニングサポートを受けながら、ランニングビジネスについてのお話もした。

僕自身、ランニングを通じて仕事が出来たら、と思っているので重見さんの話はとても勉強になった。

 

ざっくり結論から言うと、ランニングを仕事にするのは簡単ではない

重見さんも、ただ走っているだけでそれが仕事になっているわけではない

 

結局は、相手のニーズがどこにあるか。

相手に喜んでもらわなければ、ランニングビジネスは成り立たない

 

お金が少しでも発生した時点で、趣味であるランニングもかなりシビアな世界になる。

趣味は趣味で終わらせてしまった方がラクなのかもしれない。

 

ただ、そこはさすがウルトラランナー。

かなり手広く、ストイックに活動されている。

その上、競技選手としてもトップレベルを維持し続けているのだから凄い。

 

それと同時に、好きなことだからそれだけ頑張れるのだろう、と思う。

僕も、まだまだトライする時間はある。

今はまだ手探り状態だが、これから試行錯誤を重ねて見えてくるものがあるはずだ。

 

重見さん、お忙しい中お付き合いくださり、ありがとうございました。

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小さな村に様々な人が集まる

もう一つ売木村で驚いたことは、実に様々な人が外から集まっているということだ。

鉄人・重見さんはもちろん、Iターン者山村留学者も多く、外国人作家陶芸家の方などもわざわざ遠くからこの地にやってくる。

あっという間にみな仲良くなり、愉快で少し不思議でもある交流が盛んに行われる。

 

これまで、旅先で

「走って日本縦断をしている」

と話すと、みな開いた口が塞がらないといった反応だったのだが、

 

ここ売木村では、

「あ、そうなんですね。」

程度。

 

魅力的な村だ。

ぜひまた遊びに来たい。

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今日はこの村にもう一泊して、明日、三重県・四日市市に戻る

 

[24日目・走歩行距離:8km]